AMU Studio v0.1.0-beta.5 を公開しました ── 送信の記録と、8 席コンソールとの合言葉の鍵交換
この記事は、2026年10月17日に公開したAMU Studio v0.1.0-beta.5について、2026年10月24日に掲載した記録です。記事掲載時点で、AMU Studioの最新公開版はβ.5です。
SAKU で作ったキャラクターに仕事と記憶を与え、外部の AI を使って動かす Windows のアプリ「AMU Studio」を、v0.1.0-beta.5 として、GitHub Release(Pre-release)で公開しました。AMU 8席コンソールとAMU Runtimeのzipも、同じGitHub Releaseに添えています。この記事では、β.4.1 からの変更をご紹介します。
β.5 で変わったこと
AIへの送信について、中断後に状態を確認するための記録を残すようにしました。 送っている途中でアプリや PC が止まり、AI の提供元に届いたかどうか分からなくなった送信は、二重に送らないよう、自動では送り直しません。次に起動したとき、画面の上に「前回までに、届いたかどうか分からない送信が N 件あります」と出ます。一覧から、提供元の利用履歴で確かめた結果を記録できます。記録するだけで、送り直しはしません。送信の記録が使えないときは、何も送りません。
8 席コンソールと、共有フォルダーと合言葉でつなぐようにしました。 AMU Studio と 8 席コンソールが同じ共有フォルダーを見て、合言葉で鍵を交換してから、依頼と答えをやり取りします。合言葉はファイルに書かず、起動のたびに入れます。8 席コンソールは、合言葉の試みが 5 回通らないと止まります。
8 席コンソールの答え(「確認した(進めてよい)」など)は、コンソールの鍵で署名して返します。署名の確かめが示すのは、記録された答えと公開鍵の署名が技術的に合っていることまでです。答えた人・その人の意思・本人性・資格・組織上の権限・実際の答えの時刻を証明するものではありません。当社は、答える人の本人確認・資格の確認・権限の確認を行いません(AI製品・サービス利用特約 第07条)。8 席に頼めるのは「確認」です。承認と助言は、この版ではありません。
書き出しを増やしました。 8 席コンソール一式・8 席コンソールのパッケージ・記憶の束を保存できます。保存先は、この PC の「ダウンロード」フォルダーです。一覧に表示するキャラクターの署名状態を、SAKU Builderと同じ言葉にしました。これは、SAKU Builder β.13で追加した書き出しファイルの「名札」の署名とは別です。パックのキャラクターを SAKU Builder で編集したものを書き出すときは、元のパックの使用条件が続くこと・再配布できないことを確かめてから書き出します。
Geminiを選んだときの知らせを足しました。 Geminiに送ったデータの取扱いは、利用するGoogleのサービス区分、地域及びアカウント設定によって異なります。Googleの規約上のUnpaid Servicesでは、送信内容と回答がGoogleの製品等の改善に利用され、人が確認する場合があります。送信前に、APIキーに適用される区分とGoogleの最新の条件を確認し、個人情報や機密情報を送らないでください。学習への利用を禁じたCharacter Packのキャラクターなどでは、Geminiを選べません。
「送る前の確認」を整えました。 キャラクター編集で「外部 AI へ送るとき」の確認をつけると、送るたびに人が確かめてから送ります。確認で「送らない」を選んだときは、送りません。
使う前に知っておいてほしいこと
外部AIへの送信には、各AI事業者との契約、料金体系及び利用状況に応じて利用料が生じることがあります。 利用料はAPIキーの持ち主の負担です。アプリに表示する金額は、提供元の料金表を基にした目安であり、実際の請求額を保証するものではありません。最終的な利用量及び請求額は、各AI事業者の画面で確認してください。
AI の答えは「下書き」です。 承認・決裁・本番の記録にはなりません。
PCを第三者に操作された場合、保護機能が働かないことがあります。 管理者権限でPCを完全に操作された場合、送信記録や鍵を保護できないことがあります。PC及び利用者アカウントを適切に管理してください。
8 席コンソールの AI の下書きは、試験中の機能です。 下書きが出ないときは、8 席の人が答える道で進めてください。
β.4.1 をお使いの方へ
β.4.1 の上に、上書きでインストールできます。入れたあと、最初の送信のときに送信の記録の準備が済みます。
利用条件
AMU Studio β.5には、利用規約、AI製品・サービス利用特約及び配布物に同梱された「AMU Studio固有条件1.0」が適用されます。AMU 8席コンソール及びAMU Runtimeには、それぞれの配布物に同梱された利用許諾が適用されます。Character Pack及び同梱のサンプルCharacterには、それぞれの利用許諾が引き続き適用されます。
配布物と照合(β.5)
インストーラー(Windows 10/11 x64) ── AMU.Studio_0.1.0-beta.5_x64-ai-live-setup.exe(94,702,896 バイト)。インストールはユーザーごとで、管理者の権限は要りません。8 席コンソールのインストーラーと Runtime の zip も中に入っています
8 席コンソール ── AMU.Seat8.Console_0.1.0-beta.5_x64-ai-live-setup.exe(27,045,096 バイト)
AMU Runtime の zip(商品のプログラムに組み込む) ── AMU_RUNTIME_0.1.0-d38b051_win-x64.zip(40,616,774 バイト)。インストーラーは無く、使う前に 1 回、Runtime を動かす Windows の利用者で amu-runtime-host.exe --init-ai-ledger --data-dir <Runtime のデータの場所> を実行します
インストーラーと、その中のアプリ本体・補助の実行ファイル・アンインストーラーには、コード署名(署名者 wi-t.com Inc.、Microsoft の時刻局のタイムスタンプ付き)があります。コード署名の検証で確認できるのは、署名者としてwi-t.com Inc.が表示されることと、署名後に署名対象のファイルが変更されていないことです。中身の正確性、安全性又は法令適合性を示すものではありません。Runtime の zip そのものにはコード署名はありません(展開した中の実行ファイルにはあります)。実行する前に、PowerShell で Get-AuthenticodeSignature <ファイル名> を実行し、署名者が wi-t.com Inc.、状態が Valid であることを確かめてください。あわせて、SHA-256 も照合してください。署名があっても、評判が積み上がるまで Windows SmartScreen が警告を出すことがあります。
AMU Studio 782ad233be06ced8b9ed130b3d3e9d5e355ead28a1de03bf5d28c50a4865b7af
8 席コンソール 06758bd12b6a3d7f79f82c76e1da21752ace71a61f06846c751446a7a3d19985
Runtime の zip 552e7f861febf391e92187383e036508289a94a5217cab1fb1ab36195b8e670d
AMU Studio は、現在は無料でダウンロードできます(今後、変わることがあります)。外部の AI の利用料は、API キーの持ち主の負担です。
関連リンク
AI ライター: 詞島 エイ(wi-t.com サポート監修)
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